
弊社の強みはSAAMシステム、アンカーリフトオフ試験、電気式静的コーンの色柱状図表現法をはじめ、様々な地盤に対しての調査、工事、施工を一連の流れとして行えるところにあります。
創業55年の現在、関連有資格者を多く有し、皆様の住んでいる地域の地盤補強や公共工事等を含め多くの調査、工事に携わってきております。
【SAAMジャッキを用いたリフトオフ試験】
| SAAMシステムとは開発した小型軽量のSAAMジャッキ(特許取得)を用いてリフトオフ試験実施し、のり面の健全度評価に必要な残存引張り力の面的分布を求めることで、グランドアンカー工を接続可能な資産として、安全かつ経済的にのり面を維持管理する手法を提案するシステムです。 |
| <<開発に至った経緯>> 現在、アンカーは日本国内で広く施工されています。しかしそれらの多くは、維持・管理が十分に行われているとは言えません。その理由のひとつとして、従来のセンターホール型ジャッキは、新規施工時の初期定着緊張用と、維持管理時の再張や除荷用(リフトオフ試験)の機能を兼ね備えているため、大型で重い試験機器となっており、試験機器の搬入や試験に手間やコストがかかってしまう、という点があげられます。 そこで、従来型とは違い、維持管理(リフトオフ試験)用の機能を絞った、小型・軽量で、高い汎用性をもつ、新型のメンテナンスジャッキ(SAAMジャッキ)の開発を行いました。 |
| <従来の技術> センターホール型ジャッキを 用いたリフトオフ試験 |
<新技術> SAAMジャッキを用いた リフトオフ試験 |
|
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
|
機器が大きく重いため、 ⇒クレーン等での搬入撤去 ⇒試験用の足場の仮設が必要 |
機器が小型、軽量のため、 ⇒人力での搬入撤去 ⇒足場なし ⇒通行規制不要 (※条件により必要になるばあいがあります。) |
|
既設アンカーの面倒な調査により、残存引り張力の分布状態は一様でなく、下記のような様々なパターンがあることがわかってきました。


| アンカー工[転石根固め擁壁(壁高8.0m、勾配1:0.3)] | ||
![]() |
![]() |
![]() |
|
<従来ジャッキ> 試験機器が大きく重いため、 ⇒大型クレーン等での搬入・撤去撤去が必要 ⇒試験用の足場の仮設が必要 |
<SAAMジャッキ> 試験機器が小型、軽量のため、 ⇒搬入・撤去は管理用通路使用して全て人力で実施 ⇒設置、試験は簡易な器具を用いて実施 |
|
| アンカー工[転石根固め擁壁(壁高8.0m、勾配1:0.3)] | ||
![]() |
![]() |
![]() |
|
<従来ジャッキ> 試験機器が大きく重いため、 ⇒大型クレーン等での搬入・撤去撤去が必要 ⇒試験用の足場の仮設が必要 |
<SAAMジャッキ> 試験機器が小型、軽量のため、 ⇒搬入・撤去は管理用通路使用して全て人力で実施 ⇒設置、試験は簡易な器具を用いて実施 |
|
| SAAMJ-N300 | SAAMJ-N600 | SAAMJ-N1000 | |
| 対象アンカーの 頭部定着方式 |
ナット定着方式 | ナット定着方式 くさび・ナット併用定着方式 |
|
| 最大引張り力(kN) | 323 | 618 | 1034mm |
| 最大ストローク(mm) | 10 | ||
| 最大直径(mm) | 153 | 188 | 238 |
| ジャッキ長(mm) | 151 | 165 | 178 |
| ジャッキ質量(mm) | 13.8 | 24.5 | 41.5 |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() SAAMジャッキ構成部品(Nタイプ) |
| 1.着手前 | 2.頭部キャップを取り外し、防錆油を除去する | 3.N-Nタイプアタッチメントを取り付ける。 | |
![]() |
![]() |
![]() |
|
| 4.ラムチュアーを取り付ける | 5.Nタイプジャッキを取り付ける | 6.止めナット、高圧ホース、変位計を取り付け、設置完了 |
| 弊社はアンカーアセットマネジメント研究会に所属しています。 |

【リフトオフ試験(残存緊張力試験)状況】
| 宮崎自動車道上長野アンカーリフトオフ試験 | JH九州支社都城管理事務所 |
| 平成14年度 長崎自動車道小城地区のり面動態解析業務 | JH九州支社佐賀管理事務所 |
| 長崎自動車道 のり面アンカー健全度調査 | JH九州支社佐賀管理事務所 |
| 平成12年度 長崎自動車道のり面アンカー健全度調査 | JH九州支社佐賀管理事務所 |
| 宮崎自動車道上長野アンカーリフトオフ試験解析業務 | JH九州支社都城管理事務所 |
| 平成10年度 長崎自動車道のり面アンカー健全度調査 | JH九州支社福岡技術事務所 |
【三成分コーン試験の概要】
三成分コーン試験の最大の特徴は、コーン支持力qc、周面摩擦力fsと間隙水圧力Udを同時にかつ連続的に計測できることであります。
例えば、軟弱粘土層に薄い砂層が介在している場合と、そうでない場合とでは、解析・設計上大きく異なる要素となります。このような砂層を通常の地盤調査方法で確認することは難しいが、三成分コーン試験では容易にしかも経済的に見つけることができます。
| 目的 | 地盤の詳細な構成状態(地盤の強度や土質分類を把握する) |
| 概要 | 貫入機によりコーンを静的に貫入させ、貫入時の先端抵抗、周面摩擦抵抗、間隙水圧を同時にかつ連続的に計測し、地盤の硬軟や締まりの程度および砂質土・粘性土など土質分類のデータを得ることができる。 |
| 方法 | 貫入ロッドの先端に電気式コーンを、貫入機に貫入量検出器を取付け、油圧貫入機で静的に圧入する。貫入速度は毎秒2±0.5cmを標準とする。電気信号はケーブルによりデータローガー及びコンピュータへ伝え自動記録する。 |
| 測定間隔 | 10cmに1回以上測定。弊社では2cm間隔で測定。 |
| 適用地盤 | 粘性土、砂質土(N=0〜20程度)を対象とする。 ただしN値10〜20の場合、反力20〜60kNの追加(オプション)が必要。 |
| 測定可能深度 | 30m程度(N値20以下の地層) |
| 貫入度 | 専用貫入機ECP-10の最大貫入力100kN |
【土層の判別】
一般に砂質地盤では、先端抵抗qtが大きく間隙水圧Udは静水圧に等しいか、或いはコーン貫入時に正のダイレタンシーによって静水圧より小さくなります。一方粘性土の場合のqtは小さいが、Udは大きくなります。このqtとUdの関係からRobertsonらが提案する土の分類チャートを利用して土質を分類することがきます。


【せん断強度】
コーンの先端抵抗(qt)、間隙水圧(Ud)を用いて非排水せん断強さcuを、次式によって関連づけることができます。